必見!カプカプメンバー、ヘアメイクで大変身。

鏡の前に座り、憧れのヘアスタイルに想いを馳せるカプカプメンバーズ
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2008年2月26日火曜日、ヘアサロン『ファンジョン』でヘアメイク。

誰でも新しい美容院に行ったり、自分の思い描く希望の髪形を美容師さんに伝えるのは、少なからず勇気が要ることですよね。かく言う私も、英語圏に住んでいた約7年間、髪を切りに行ったのはほんの1、2回だけでした。しかーし!急遽舞い込んだこの好機会をみすみす見逃すカプカプメンバーズではありましぇーん!普段ならば週一回のカプカプバザーで大忙しの火曜日、ツワモノ揃いの第一陣精鋭隊5名が、どきどきわくわく、ヘアサロン『ファンジョン』さんの明るい店内へとなだれ込んだのでした・・・

「障害者」と、社会が勝手に名づけた相手に対し、その人の能力を軽んじたり、「できない」事をその人のせいだけにしてお荷物扱いしたり子ども扱いしたり、何とも未熟だなぁと感じてしまう我々「健常者社会」。そんな社会だから、「障害者」と名づけられた人々や家族にとって、様々なサービスを当たり前にリクエストしたり受けたりする事はまだまだ本当に簡単な事ではないと思うのですが、カプカプの精鋭をもってしても、またこういった特別な機会であってさえも、そのことは必ずしも最初から簡単ではありませんでした。

例えば、渡されたウェーブパーマのカタログを手に沈黙するひとりのカプカプメンバー。「こんなのも素敵じゃない?」「こういうのも似合いそうだよー。」「どうしようかなあ・・」私たちとの会話でいまいち盛り上がりきらない彼女の沈黙を読み取ってか、「ずっとクセ毛でこられた方にはストレートパーマも良いですよ。」と担当のお兄さん。即座に輝く目で私の目をみつめ、更に沈黙すること数秒間。その後、「やってみようかなあ・・・!!」その言葉が飛び出した時の彼女の顔があまりにも眩しかったから、もしかしたら本当は、最初からその言葉が彼女のどこかにあったのかもしれないなあ、と思わずにはいられませんでした。

さまざまな想いを抱く誰かと向き合い、その想いに耳を傾ける。「助言」という形で本人の想いを掻き消してしまうことなく、あくまでもサポーターとして、彼女や彼の想いの実現に寄り添う。そんな、(福祉サービスも含めた)サービス業・接客業が為すべき仕事の難しさを、痛感させられる一瞬でした。

それぞれの好み、希望、髪質、顔の雰囲気、それらをうまーく生かし、そしてまた変に子ども扱いをせずに、当たり前に、年齢に相応な髪型とヘアメイクを施してくれた ファンジョンスタッフの方々の技術の高さに、一同感心!!また、髪を切る技術だけでなく、髪を切る相手に合わせるために、普段ならきっととらないだろういつもと違う姿勢を自然にとりながら美容師の仕事をまっとうする若いスタッフさんの真剣な顔を見ながら、接客業の美しさ、はてには、「人と人が向き合う瞬間の輝き」みたいのが感じられ、ついつい興奮気味にカメラのシャッターを切り続けてしまうわたくしでした。

「また普通の日にもおいでくださいね。」

そう最後に声をかけてくれたファンジョン スタッフの方々。ほんと、こういう笑顔が溢れるサービスが、誰でもどこでも普通に受けられる、そんな地域を、造っていきたいですね。(カサハラ)

【お邪魔したお店】
ヘアサロン『ヘアーメイク・ファンジョン』

  • 住所・・・横浜市旭区中沢1−4−5(相鉄線二俣川駅より徒歩7分、専用駐車場有り)
  • 電話番号・・・045−363−1110 or フリーダイヤル0120−910−701
  • ホームページ・・・http://www.funjohn.com/
★今回カプカプメンバーが利用した「ヘアメイク・ボランティア事業」(第4火曜日、午前10時〜午後2時、有料)に関するお問い合わせは、ファンジョンさんか、横浜市旭区社会福祉協議会へ。

【変身の前と後】
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