若い頃お母さんに習ったそうで、彼女は編み物やら縫い物やらがとても上手だ。今はもう亡くなられたお母さんの思い出話しなんかをしながら、きっとそんな思い出もぽろぽろと毛糸に編み込みながら、結構なスピードでマフラーやら帽子やらを編み上げる。実は私も昨年のクリスマスに、とてもステキなブルーの手作りマフラーを頂いて寒い冬を乗り切った。月に一回ボランティアで教えてくれる洋裁教室の先生のお陰もあって、彼女の作品は既に製品として売られているので、今年もまた、ひとびとの冬をあたたかくくるんでくれることだろう。写真は随時追加予定。(スズキ・マ)