つちや みお ギャラリー""
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ある日、彼女が絵を描くその横に座り、ただじっと見ていて気がついた。ひょうひょうとした指が、色鉛筆がたくさん入った籐の籠の中をただなんとなくまさぐり、たまたま指に触れた色鉛筆を掴まえて色を塗る、それまで私は、なんとなく勝手にそう思っていた。けれど、「ただなんとなくまさぐ」って一本の色鉛筆を拾い上げた後、やはりひょうひょうとした視線の端で色を視野に捕らえ、意にそぐわない色であったのだろう、その鉛筆をまた籠に戻した。そんな事を数回繰り返しながら、糸を織り重ねるようにして、少しずつ、彼女は1枚の絵を仕上げていく。(スズキ・マ)


「みおさんの赤の絵」 「みおさんの青の絵」 「みおさんデザインのちらし」 「みおさんの赤の絵」 色鉛筆と手
陶芸作品「おだんごランプ」 「おだんごランプ」 「おだんごランプ」に火が点いたところ 2つの灯りを点す「おだんごランプ」 波模様の手縫い雑巾
赤と黄の線 オリーブオイル 2連続作品 薄めの作品 薄いから濃いへ
交差する線 黄緑の風 黄色い砂漠に四角の落とし穴 夕焼けと暗闇 春
豊かな土壌
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